ヒロシマから地球を考える。
71年前、広島と長崎に原爆投下したアメリカ。その現職大統領が27日初めて広島を訪れた。
歴史的意味や政治的思惑などは専門家に任せて、一般人である一日本国民として
オバマ大統領が現実に足を運び、10分でも原爆資料館を見学し、慰霊碑に献花をしたことはとても意義深いことだったと思う。たとえ核発射ボタン入りのブリーフケースをホワイトハウスから会場に持ち込んでいる現実があったとしても…
原爆を落とされた国は世界中で日本だけなのだ。
その事実を決して忘れてはいけないのだと思う。
138億年前にビッグバンがあり誕生した宇宙。水素やヘリウムなどのガスから
星が生まれ、爆発を繰り返すうちに星が増え、銀河、銀河団と誕生していくなかで
約46億年前に太陽系が誕生したといわれている。
その太陽系のなかで奇跡のように生物誕生の条件が揃った地球。
その地球に生まれた人々が、お互いを同じ時代に生きるひとつの地球人と思える日を願う。