迷子の大人惑星ノート

西洋占星術(ホロスコープ占星術)のチャートから時折顔を上げ、 実際の宇宙や天文を楽しむ準星空案内人。惑星ファンといっても物理が苦手な中年宙女(そらじょ)の 考察ノート。

夏至の日ライトダウンと応援ポイント

今年は6月21日が夏至の日となる。地球から見て太陽が通るように見える黄道天の赤道の交点である春分点0°から東へ90°の地点(黄経90°)に太陽が位置し、太陽の高度が最も高くなる瞬間が夏至である。

夏至の日の直前に満月を迎える空では、月のそばに土星や火星がよく見え、、
春の大曲線を追うこともできる、東からは夏の大三角が登場して季節の移り変わりを
輝きながら伝えてくれるようになる。

この夏至の日から環境省推奨の地球温暖化防止を掲げたライトダウンキャンペーンが始まり、特に夏至と七夕の日の20時から22時の間キャンペーンに参加する施設が消灯する為、都内で星空を観望するには絶好のチャンスとなる。

忙しい日常生活の中では夜空を見上げる環境も活力も不足がちだが、
いつもよりネオンの少ないビル街の谷間から星空を眺め、
自分が宇宙の一部であると感じ、地球の行く末を案じることもたまには良いのではないだろうか。

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【6月20日~26日の応援ポイントby大人惑星】
この週は21日夏至の一日前ギリギリでボッと火の宮の射手座で満月を迎える。
太陽が蟹座にサイン・イングレスする直前に総決算しなければいけないことがあるのだろう。

頭を回転させて上手く事を運ぼうとする一方で、考える前に走り出すようなパワーが必要な面もあり、悩ましい一件を一歩進ませる為に苦しみつつ取捨選択する場面があるかもしれない。

太陽と同じ双子座にいる水星が射手座の土星オポジションとなり、乙女座の木星魚座海王星と柔軟宮のスクエアを結んでいる状態となる。
きりっと物事を切り拓いて進むためには、優柔不断にモジモジしていると、煙に巻かれたり安直な口車に乗ってしまったりという危険に陥る可能性も。

どっちつかずの対応ではなく、新しい局面を迎えるのだと腹を据えると星が応援してくれそうだ。