最接近する火星観望の行方
ご存知の方も多いだろうが、31日6時34分火星が軌道上で地球に最接近し、
今回は約7,500万㎞の距離まで近づくそうだ。
地球の方が火星より公転周期が短く、太陽の周りを回る速さが違うため、
それぞれの軌道上でお互い近くなったり、遠くなったりすることとなる。
約2年2か月ごとに火星の接近は起こり、次は2018年!
今月22日には満月のそばで赤く輝いていた火星。
31日には月の出も遅く、火星は-2等級と明るい状態だそうで目立つはず。
土星やアンタレスと織りなす三角形の中でひと際大きく輝くのだろう。
火星の南中時刻や高度は国立天文台サイトの暦計算室内のページから
調べることができる。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/cande/
本日入力して調べた結果、
南中時刻は22:47:07
南中高度は32°56′21″
地平線から天頂までを見て3分の1くらいの高さということだろうか。
都内での観望は条件が悪くてがっかりすることも多い。明日の予報は曇り。
実際どうかと気をもむところだが、下記日本気象協会のサイトで星空指数をチェックできる。