月の刺激
私が個人の占星術鑑定をする場合は
現在運行している惑星の位置から作成するチャート→トランジットのホロスコープ。
個人が生まれた時点の惑星の位置から作成するチャート→ネイタルのホロスコープ。
出生後の1日は人生の1年と考えて進行した惑星の位置から作成するチャート→プログレスのホロスコープ。
以上、3つのチャートを重ねた3重円のホロスコープで鑑定する。
占星術では現在運行している10惑星(太陽、月、冥王星も占星術では惑星とする)の位置が重要。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星
以上の惑星が何座の何度にいるかは常に頭に入っている宙女。というか、何か月も先読みするので、
時々今現在の状態がどうだったか混乱しちゃうこともあるというのが正直なところだ。
その10惑星でも太陽と月は特別。ルミナリーluminary(光を放つもの)として着目する。
太陽と月による光がそのチャート、ホロスコープのどこにあたっているかを読んでいく。
プラス惑星同士が示す角度によって、葉脈を辿るように読んでいく。
今日の私。
週始めの月曜日なのに、今ひとつ苦手な同僚に対して心から優しい気持ちになれた。
久しぶりな感情。とても素直に優しい視点が開け、嫌なことを水に流し、すっきりとした気分になった。
何故だろう?
自分のホロスコープをチェックする。
さて、人の気分を左右するといってすぐ思いつくのは「月」
トランジットの月は動きが速いこともあり、感情や気分を左右するといわれている。月が表す象意には生活に通じるワードが多い。
今日の午後、月は魚座に入った。自分のホロスコープのことは良く知っているはずなのに、
改めて観るとなるほどと占星術に感心する。魚座の月のせいだったんだ~!
その月が私の生まれ持ったネイタル・チャート上の魚座金星を刺激したのだと思う。金星は愛や優しさを表す。えぐく言うと金星はお金も表す。
不思議に「効く~」と思うほど、久しぶりに優しい気持ちになれたのは、自分の金星をトランジットの月が照らしたからだろう。他にも関連する惑星がホロスコープ上にあるけれど、長くなるからここまで。それにしても驚くほど久しぶりの感情っていうことは、ずいぶんの間、宙女は嫌な女だったってわけかもしれぬ。