「12」という数と応援ポイント
仏事があり、ほんの数分だったが直接浄土宗のお坊さんのお話を聞く機会があった。
平安時代までは公家や貴族出身の者しか僧侶になれず、
選ばれた12名が15歳から12年間、比叡山で修行をしなければならなかったそうだ。
その12年間は一度も下山することは許されなかったという話だった。
今はそんなことを言っていたら後継者がいなくなる。
自分のお寺も息子、孫までは何とか確保できたが、
その後のことはどうなることやらと憂いていた。
話を聞きながら「12」という数が印象に残った。
占星術の起源とみるメソポタミアで栄えたシュメール人たちは
紀元前3,000年頃から60進法を活用していたようだ。
12は要となる数字だ。
キリスト教の12使徒、円卓の騎士も12人、陪審員も12名、
1ダースは12個、1年は12ヶ月、12干支
そして12名が12年間修行していたなんて。
12年という年月は木星のように12星座をひと回りすると終了する。
各星座の長所と短所を巡って種蒔きをしていくと考えたとしても、
大変な試練である。
さて、世俗にまみれた自分は今週のホロスコープを上手に活かして、
試練ではなく応援を受けたいと思う。
(下記星座は占星術的番地星座@sign)
【5月30日~6月5日の応援ポイントby大人惑星】
双子座にいる太陽と金星が楽しいことを次々とキャッチして出かけていきたいところに
水星を含む地の宮のグランドトラインがまだ慎重ムードを残している。
5日に双子座で迎える新月は、乙女座の木星、射手座の土星、魚座の海王星とグランドクロスを
形成する。
柔軟宮のグランドクロスは強烈でなくても、軽々しく動くと物事が空回りしたり、
泡と消えたり、見込み違いとなったりしそう。
フットワークの軽さがウリなのにとイラッとせず、新しいスタートはいつもより
実務的な視点を忘れずにいると星が応援してくれそうだ。