読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

迷子の大人惑星ノート

西洋占星術(ホロスコープ占星術)のチャートから時折顔を上げ、 実際の宇宙や天文を楽しむ準星空案内人。惑星ファンといっても物理が苦手な中年宙女(そらじょ)の 考察ノート。

マイ・ホロスコープが一番

グランドトライン等、惑星同士の良い角度が多い人のホロスコープを観ると
運が良くていいなぁ~と思わないこともない。

しかし、持って生まれたものを上手に活かして自分らしく生きていくことが
「置かれた場所で咲く」ことだろう。

世の中には名誉や地位に恵まれるように生まれた人がいるが、
その人のホロスコープ上の惑星の角度が、良い影響をスムーズにもたらすものばかりというわけではない。
大物こそ、厳しい角度を超えて爆発的な展開をしていくといわれているのだ。

ホコリをかぶった絞りかすの記憶から、シェイクスピアソネット(14行詩)の一部を
引用してみる。

ソネット 第25番より

Let those who are in favour with their stars,
Of public honour and proud titles boast,
Whilst I, whom fortune of such triumph bars,
Unlook'd for joy in that I honour most.
(以下略)

幸運の星の下に生れたものは、
名誉ある地位や立派な肩書を誇るがいい。
私は運命によってさういふ勝利への道を塞がれて、
思い掛けなくも自分にとって一番尊いものを与へられるといふ喜びを味わってゐる。
吉田健一訳)

英語に卓越した人はシェイクスピアの詩の美しさを
シェイクスピアにしかない響きを通して楽しむそうだ。羨ましい。

さて、この詩の先には、勝利の為に戦い苦労して成功しても、何れは負けたり王からの寵愛を失ったりすることを考えると
人を愛し、愛される立場にいる今の自分が幸せというようなことが書かれている。

ビッグな人が良く見えても、その立場に立つと、押し寄せる苦労もビッグというもの。

凡人と嘆くなかれ。自分のホロスコープの良い所を伸ばして、ウィークポイントは養生して、
自分らしく無理せずいけたら御の字ではないかな。